なまず養殖


なまずとは


なまず目なまず科の魚であり、淡水魚の中でも大型の魚です。当社では在来種であるマナマズを養殖しています。
古来より重要なたんぱく源として食べられてきました。現代では一部の地域で郷土料理として食文化が残っています。


養殖について


当社の養殖法は、採卵から親魚の育成まで一貫して行う完全養殖です。すべての作業をハウス内で行います。また、飼育に使用する水は地下80mから汲みあげた地下水のみをかけ流しで利用しています。そのため、病原菌や寄生虫などの心配がなく、抗生剤などの薬品は使用しないため、安心安全な食材です。



 


当社では、独自のどぜう養殖技術を応用した他魚種の養殖を検討してまいりました。その中で、世界中で重要なたんぱく源として利用されているなまずに着目いたしました。
日本でも古来より健康食として二ホンナマズが利用されてきました。近年では川漁師を生業とされている方々の減少や環境の変化などにより良質の二ホンナマズを安定的に手に入れることが難しくなってきていることなどから、ニホンナマズの養殖に着手することにいたしました。

約5年の試験養殖を行い、採卵から親魚の育成まで一貫して行う完全養殖のサイクルが確立いたしました。安定して高品質のなまずを提供させていただくことができます。
なまずには良質なたんぱく質が多くビタミン類なども豊富に含まれております。薬膳の世界では、滋養強壮、食欲不振、むくみ予防などに効能があるとされ、スタミナ食としても食されています。
身は柔らかく脂質が少ないためあっさりとしています。てんぷらやかば焼き、ムニエルなど様々な料理にお使いいただけます。